昨日のラジオテレホン人生相談は久々にぶったまげました。
相談者は79歳の女性。
生活保護を受けながら一人で暮らしている。結婚暦なし。
「もう生きていたくない」「人生に疲れちゃって」「体もあちこち悪いし、お医者さんにかかるとお金かかるし、医療費がかさむかさむと世間から言われるし」
「友達はいないし」「楽にあの世に行きたいなーと思って、何か良い方法はないかなーと、こんな事教えてくれるわけもないのに、掛けてしまったんです」とメソメソしながらノンストップ。
「毎日若い人が自殺するって聞いて、わかるような気持ち。私とおんなじ。なんてみんな冷淡なんだろう、世の中は、って思いました」
「動物はダメ」「趣味なんて、そんなもの役に立たない」
「実家は酒販売店で小さい時からこき使われた」
「何をやっても疲れちゃって長く続かない」「体がだるくてとにかくダメなの」
「生きてても面白くない、楽しいことなんかない」
「自殺する人の気持ちわかるの、でもその自殺することもできないんだもの、最低でしょう」とまたもやノンストップ。テキサス勝野もなんとか前向きにさせようと頑張るも、まったく聞く耳を持たない79歳。
ちょい、切れ気味のテキサス勝野さんからマドモアゼル愛先生に交代しますが。。。
愛先生の挨拶に「ふんっ」とカウンターパンチ(びっくりですぅ~)。
自分が悩んでる事に答えがないということは分かっているんでしょう。
しかし、ひとつだけ、解決する方法がある。
それは、「これが私の人生だったと受け止めること」と愛先生。
「行き場所がない」という相談者に
「行き場所のない、確かに寂しい人生だよね。でもこれが自分の人生だった、しょうがない。」と答える愛先生だが、
その「しょうがない」という愛先生の言葉に対して
「しょうがない、随分冷淡な言葉ですね」と切り返す相談者。。。。。
ワタクシだったらココでアウト。
もうしゃべりたくない。
無視したい。
電話切りたい。
でもでも、愛先生はひとつひとつ丁寧に答えていくんだなー。
「生かされている」ことを説いていくんだなー。
愛先生すばらしい。うん。
しかーし、テキサス勝野と愛先生のアドバイスをことごとくはねつける79歳。
ツワモノです。
敬老の日ウイークのトリを飾るにふさわしい、聞くものを怒りの渦に引き込む相談でしたよん。